犬と暮らす人も、そうでない人も。〈PAWLIVE DOG&KIDS 夏祭り〉が、涼しい室内でつくる、遊びと学びの二日間。
8月最初の週末となる8月1日(土)・2日(日)、代官山のDAIKANYAMA GARAGEで〈PAWLIVE DOG&KIDS 夏祭り〉が開かれる。略して「パウキッズ夏祭り」。犬と子どもを真ん中に、遊びながら命や健康、防災、共生について学べる体験型のイベントだ。
主催は、一般社団法人パウリブプラス。犬と人が自然に共に暮らせるまち「PAWLIVE TOWN(パウリブタウン)」の実現を目指し、犬と人の共生につながる活動を行っている。
会場は完全屋内。入場は無料で、一部の体験プログラムやワークショップは有料または事前予約制となる。屋外の照り返しを避けながら、犬と体を動かしたり、音楽や本を楽しんだり、買い物をしたり。真夏の一日を、家族と愛犬それぞれのペースで過ごせる二日間になる。
犬と暮らしていなくても、楽しめる
ドッグイベントと聞くと、愛犬家とその犬のためのもの、という印象があるかもしれない。けれど、この祭りは少し違う。
犬と暮らしたことのない子どもや家族、これから犬を迎えたい人、犬は好きだけれど接し方がわからない人まで。犬と暮らしているかどうかにかかわらず、遊びやふれあいを通して犬という存在を知ることができる。
「犬と暮らしているから楽しめる」のではなく、「犬のことをもっと知りたい」という気持ちが入口になる。飼う・飼わないを考える前に、まず出会うこと。犬がどんなことを感じ、どのように人とコミュニケーションを取っているのかを知ること。それも、共生社会をつくるためのひとつの始まりだ。
会場には、ドッググッズやライフスタイル雑貨、飲食のブースも登場予定。小滝橋動物病院、コーチョー、OMUSUBI by PETOKOTOをはじめ、多彩な企業、団体、ショップが集まる。
愛犬と体験プログラムに参加する人も、親子で会場を巡る人も、まずは買い物や食事を楽しみたい人も。それぞれの距離から、犬のいるまちに入っていける。
遊びながら、命を学ぶ
この祭りの中心にあるのは、「体験しながら学ぶ」という考え方だ。
犬と体を動かす。本を読む。音楽に触れる。犬の表情やしぐさを観察する。災害が起きた日のことを想像する。10年後も一緒に歩くために、犬の体について考える。
どのプログラムも、最初から「勉強」の顔をしてはいない。まず遊びがあり、その先に発見がある。
「犬って、こんなことができるんだ」
「このしぐさには、どんな気持ちがあるんだろう」
「もし避難することになったら、この子には何が必要だろう」
その場で生まれた疑問を持ち帰れば、夏休みの自由研究にもつながる。けれど、ここで得られるものは宿題の答えだけではない。自分とは違う存在を知り、相手の気持ちを想像するための、小さな練習でもある。
8月1日、犬の気持ちと体を知る
初日の予約プログラムには、犬の気持ちや体を、大人と子どもそれぞれの視点から知る時間が用意されている。
13:00〜「犬の気持ちを知って、ステキな飼い主になろう ~おとな編~」
犬は人の言葉を話さない。けれど、耳や尻尾の動き、視線、姿勢、行動を通して、いつも何かを伝えている。
犬の気持ちやコミュニケーションについて学びながら、愛犬との日々をあらためて見つめる、大人向けのプログラム。すでに犬と暮らしている人だけでなく、これから迎えることを考えている人にとっても、犬を理解する入口になりそうだ。
子どもを対象としたプログラムには、犬との挨拶やふれあいを通して、命のあたたかさを知る「いぬのきもち、わかるかな?」が予定されている。犬と初めて触れ合う子どもも、専門家に教わりながら、自分のペースで犬と出会うことができる。
15:30〜/16:40〜「初めてのドッグフィットネス」
講師は、ドッグフィットネスインストラクターの野下さおりさん。
テーマは、10年後も一緒に散歩するための「からだの秘密」。犬の体について学びながら、愛犬と一緒にできるフィットネスを体験する。
犬の一生は、人よりも速く進んでいく。今は元気に走っている犬も、年齢とともに筋力やバランス感覚が変化する。特別な競技のためではなく、これからも一緒に歩き続けるために、日々の暮らしの中で犬の体に目を向けるプログラムだ。
愛犬と参加する場合は、犬の頭数や同伴者、持ち物など、各回の参加条件を予約ページで確認しておきたい。
8月2日、本と防災とサッカー
二日目は、本と遊び、防災、そしてサッカーへ。犬と人の関係を、さまざまな方向から体験できる一日になる。
10:30〜「みんないっしょにあそびの時間」
ゲストは、下北沢の書店「夢眠書店」の店主・夢眠ねむさん。
犬も子どもも大人も一緒に、読み聞かせや遊びを楽しむ時間。犬がそばにいるだけで、いつもの本や遊びの時間が、少し違って見えるかもしれない。
また、今回のイベントキャラクター「パウパウ」は、夢眠ねむさんがデザインを手がけている。イベント当日は、会場のどこかでパウパウにも出会えそうだ。
11:30〜「ペット防災——もしもの日を、ちょっと体験してみよう」
災害が起きたとき、愛犬とどのように避難するのか。何を持ち出し、普段からどんな準備をしておけばいいのか。
実体験とゲームを通して、家族と犬のための「もしもの日」を考えるワークショップだ。防災用品をそろえることだけでなく、家族で話し合い、一度行動を想像してみること。それ自体が備えになる。
14:00〜/15:30〜「わんことサッカーゲーム体験」
講師は、元サッカー日本代表の小野伸二さん。
小野さんのリフティングを間近で見ながら、犬と一緒にサッカーゲームを体験する。上手にボールを蹴ることだけが目的ではない。犬の様子を見て、待ち、呼吸を合わせること。サッカーという遊びを通して、犬とのコミュニケーションを楽しむプログラムだ。
このほか、プロの俳優と歌って踊る「犬とミュージカル」など、会場で一緒に楽しめる企画も予定されている。
予約なしで参加できる企画もあるが、体験プログラムの一部は事前予約制。プログラムごとに開始時刻、対象、参加条件、料金が異なるため、参加したい内容が決まっている場合は、LivePocketの予約ページを確認しておきたい。
→ PAWLIVE DOG&KIDS 夏祭り・体験プログラム事前予約
※予約枠や販売状況は変動する場合があります。最新情報は予約ページおよび主催者の案内をご確認ください。
愛犬と行くなら、知っておきたいこと
愛犬と一緒の来場も歓迎されている。
愛犬と来場する場合は、オムツやマナーベルトなどを着用し、館内での排泄対策をしておこう。普段使っているものがある場合は、愛犬の体に合ったサイズを持参しておくと安心だ。
完全屋内の会場ではあるものの、駅から会場までの移動は屋外になる。特にフレンチブルドッグをはじめとする暑さに弱い犬は、保冷用品や飲み水を用意し、当日の気温や体調を見ながら無理のない時間帯を選びたい。
混雑した空間が苦手な犬の場合は、カートやキャリーバッグなど、落ち着いて休める場所が必要かどうかも考えておこう。ドッグフィットネスやサッカー体験など、愛犬と参加できるプログラムには個別の条件があるため、予約時に詳細を確認してほしい。
犬を連れずに参加する場合も、会場にはさまざまな性格や大きさの犬が集まる。犬に触れる前には、まず飼い主に声をかけること。犬が嫌がる様子を見せたら距離を取ること。それも、共生を体験するための大切なルールだ。
未就学児は、保護者の付き添いが必要となる。
アクセス・営業情報
📍 PAWLIVE DOG&KIDS 夏祭り 日時:2026年8月1日(土)11:00〜19:00 / 8月2日(日)9:30〜17:00 会場:DAIKANYAMA GARAGE 住所:東京都目黒区中目黒1-3-12 アーバンリゾート代官山 1-2F アクセス:東急東横線「代官山駅」から徒歩5分/東京メトロ日比谷線・東急東横線「中目黒駅」から徒歩5分/JR線「恵比寿駅」から徒歩8分 入場:無料・完全屋内(一部有料コンテンツあり) 愛犬同伴:可(オムツやマナーベルトなどの排泄対策にご協力ください) 子どもの参加:未就学児は保護者同伴 事前予約:一部の体験プログラム、ステージ、ワークショップは予約制 予約ページ:体験プログラムの事前予約 主催:一般社団法人パウリブプラス(@pawliveplus)
Frencheeseは取材で会場へ伺います。当日の様子は、後日レポートでお届けします。
