
彼の耳を借りて読む — 『犬から見た世界』
隣で片耳を持ち上げる彼に、何が聞こえているのか。犬の感覚の世界に入り込む一冊を、彼の隣で。
犬をめぐる視覚芸術

隣で片耳を持ち上げる彼に、何が聞こえているのか。犬の感覚の世界に入り込む一冊を、彼の隣で。

詩を書くバス運転手と、毎晩の散歩に付き合うブルドッグ。長い秋の夜に、隣の子と観たい一本。

夜空でいちばん明るいシリウスは、古来「犬の星」と呼ばれてきた。犬の日々(dog days)の語源をたどり、お盆に重なる夏の流星群まで。何もしない夏の夜の、見上げ方。

プールの光を描いた巨匠ホックニーは、人生のいちばん苦しい時期に、足元で眠る愛犬を描いた。夏と犬と、いちばん正直な創造をめぐる思索。

部屋に流す音は、私たちのためだけのものじゃない。隣で眠る彼の耳のことを考えながら選ぶ、6月の低音量プレイリスト。

プーさんは言う。「何もしないことは、最高の何かに続いている」。忙しくなりすぎた大人のための、静かな映画。

知識は「管理」のためではなく、「理解」のためにある。科学が犬との暮らしを静かに変えていく。

春は新しいものを見つけるいいきっかけになる季節だ。展示室の外で、犬と一緒に歩きながら体験する、光と空気の美術時間。

お正月は、どこにも出かけない贅沢を。ブランケットにくるまって、隣には愛犬。犬が活躍する映画を5本セレクト。